上映作品  FILM

 

2023年
12月9日(土)14:00〜15:39 北鎌倉・浄智寺

『ケイコ目を澄ませて』

三宅唱監督/2022年/99分
出演・岸井ゆきの、三浦友和、松浦慎一郎ほか

 
聴覚障害を持つ女性プロボクサーの葛藤と日常生活を16ミリフィルムの素朴な味わいで淡々と表現。けっして秀でた才能を持つわけではない主人公と斜陽のボクシングジムの面々との心の交流が描かれていく。2022年度「予告篇大賞」を授賞。

<トークゲスト>

本作品にも俳優として出演し、実際にボクシングトレーナーとしても活躍する松浦慎一郎さん。『春に散る』(瀬々敬久監督/2023年)など数々の作品でボクシング監修も務める松浦さんをトークゲストにお招きし、本作品の魅力のほか、その俳優人生や映画におけるボクシング監修、映画の魅力などについてお聞きする予定。
 
『ケイコ目を澄ませて』 公式サイト  松浦慎一郎 公式サイト
 
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『みんなの小津会』

12月10日(土)13:00〜17:31 北鎌倉・浄智寺

 

① 13:00〜13:43

『期待』

アミール・ナデリ監督/1974年/43分

海辺の街を舞台に、少年の日常生活を淡々と描く。序盤はセリフも音楽も廃した無声映画として始まるが、徐々に波や鳩、お祭りなど少年を取り巻くの生活の音が聞こえてくる。名作『駆ける少年』(1985年)の原点とも言える作品。ナデリ監督が小津安二郎監督から影響を受けたと語る短篇。
 

② 14:00〜15:45

〜小津安二郎監督生誕120周年記念〜映画交流会「小津三昧」

ゲスト:アミール・ナデリ監督

通訳:ショーレ・ゴルパリアン(翻訳家/プロデューサー/東京芸大客員教授)
聞き手:岡博大(NPO法人湘南遊映坐)

 

③ 16:00〜17:31

『駆ける少年』

アミール・ナデリ監督/1985年/91分

廃船で暮らす孤児のアミル。浜辺に打ち上げられる便の収集や水平の靴磨きで生活をしのいでいるが底抜けに明るい。だがある日、文字の読み書きが出来ないことにショックを受け勉強を始める。
 
 
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12月16日(土)14:30〜17:15 江の島市民の家

『チロンヌプカムイ イオマンテ』

北村皆雄監督/2021年/105分

アイヌの伝統神事「チロンヌプカムイ イオマンテ(キタキツネの霊送り)」を記録したドキュメンタリー映画。エカシ(長老)の日川善次郎のもと、1986年に75年ぶりに開かれた模様を描く。※神事においてキタキツネの命を捧げるシーンが一部登場します。撮影から35年後、アイヌ文化の継承はどうなったのか、神事に参加した人々を追った後日談も。
 

映画交流会「一期一映」 ゲスト:湘南口琴島

アイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」の実演や、世界の口琴文化のご紹介をします。
 

湘南口琴島

こじまりうじとこじまめによる口琴ユニット。2020年から湘南藤沢で世界の口琴文化を紹介する活動をはじめる。2022年第9回国際口琴大会inドイツ・ベルリンに参加。北イタリア(2023年)や台湾北部(2024年予定)の口琴文化の取材に行くなど、国内外で活動している。日本口琴協会広報室も担当。
 
 
『チロンヌプカムイ イオマンテ』 公式サイト
 
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湘南口琴島
 


12月16日(土)13:30〜14:15 / 17:30〜18:15 江の島市民の家

『TOKYO2020 SAILING ENOSHIMA』(総集編+レガシー篇)

制作:NPO法人湘南遊映坐、藤沢市/2023年/45分

江の島で開催された東京2020大会セーリング競技。地元藤沢市では、多くの市民ボランティアが立ち上がり、大会を盛り上げて、出場選手らを歓迎しようと大会数年前から準備を進めていました。
江の島婦人部からなる「江の島さざ波会」(片野敏枝会長)も、前回1964年大会の「江の島ヨット音頭」を復活させて披露していました。
残念ながらコロナ禍により、無観客試合となりましたが、制約の中でも工夫して、市民ボランティアらは選手を歓迎しました。コロナ禍までの記録をまとめた「総集編」に加えて、今回は大会が地元に残した「レガシー篇」も披露します。
 
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