予告篇ZEN映画祭とは
魅力的な映画予告篇の紹介を切り口に、多様な映画の存在に出逢える場を創ろうと、2008年にスタート。映画文化の草の根振興を目指しています。主催はNPO法人湘南遊映坐。
会場は、鎌倉五山の禅寺の建長寺、円覚寺、浄智寺と、江の島ヨットハウス。湘南鎌倉の名勝を楽しみながら、映画とアートに親しめる”ミニシアター”を創造しています。
メインの予告篇コンペティション部門では、映画予告篇ナンバー1を決定しています。その年公開された国内外の映画予告篇数百本の中から、15本前後を選考し招待。観客投票と審査員投票により、予告篇大賞と映画チラシ大賞、佐々木徹雄賞(審査員特別賞:予告篇を通して映画文化へ特に優れた貢献をした作品・個人・団体)を決めています。入賞作品の中からは、翌年度以降、本編の上映も行っています。
他にも、地元ゆかりの小津安二郎監督の名作映画に親しむ「みんなの小津会」や、北鎌倉さんぽや江の島さんぽ、トーク・ライブイベント、ワークショップなど、地元文化に親しめる関連イベントを多数企画しています。
2011年の東日本大震災以降は、被災地(宮城県南三陸町、登米市、福島県南相馬市、いわき市)にて出張映画祭も開催。2016年の熊本地震以降も、熊本県南阿蘇村や大津町での出張上映会を開催しています。
2013年度、実行委員会をNPO法人化。映画を中心に、多様なアートに親しめる芸術文化振興団体として、再出発しました。新生遊映坐の旗揚げイベントとして、小津安二郎監督生誕110年&没後50年の記念イベントを開催。円覚寺・選仏場に期間限定の映画館「みんなのOZUシアター」を開館するなどしました。
2014年度は、小津映画常連の名優・笠智衆生誕110年を記念したイベントを開催しました。
2015年度は、建築家・隈研吾設計のモバイル竹シアター「ぎんざ遊映坐」を会場にてお披露目しました。
2018年度からは、東京大学隈研吾研究室や隈研吾建築都市設計事務所、日本女子大学、北鎌倉女子学園などとのコラボレーションにより、竹林の間伐材を活用した仮設のモバイル竹シアターを浄智寺境内に期間限定で開館してきました。
NPO法人湘南遊映坐とは
映画を中心に多彩なアートに親しめる場を創造する芸術文化振興団体です。2008年から市民映画祭「予告篇ZEN映画祭」を主催。2011年からは、東日本大震災や熊本地震の被災地にて、出張映画祭による心の復興支援活動にも取り組んでいます。
2013年10月2日にNPO法人湘南遊映坐として、登記設立しました。
理事長:岡博大(ドキュメンタリー映画作家)
副理事長:隈研吾(建築家、東京大学特別教授)
副理事長:朝比奈恵温(浄智寺住職、鎌倉市教育委員)
理事:飯原桃子(埼玉県立大学准教授)
理事:小西順子(映画プロデューサー)
監事:中島温(医師)
名誉顧問:日野原重明 ※2017年没
名誉顧問:山内静夫(小津組元プロデューサー、鎌倉文学館前館長)※2021年没
顧問:ロジャー・パルバース(作家、劇作家、演出家、映画監督)
顧問:赤松陽構造(タイトルデザイン)
<入会のご案内>
1.正会員:入会金1万円+年会費1万円
2.賛助会員:年会費一口3000円以上
3.寄付金:ご協力よろしくお願いいたします
※ボランティアは随時募集しています。
info@trailerfes.jp までお問い合わせください。
<振込口座>
NPO法人湘南遊映坐(エヌピーオーホウジンショウナンユウエイザ)
・横浜銀行 藤沢中央支店
普通預金 口座番号 6090818